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PubMedID 21700876 Journal Science, 2011 Jun 24;332(6037);1565-8,
Title A synthetic optogenetic transcription device enhances blood-glucose homeostasis in mice.
Author Ye H, Daoud-El Baba M, Peng RW, Fussenegger M
愛媛大学医学部  今村研究室    本蔵直樹     2012/03/12

光操作1
光を用いて遺伝子発現を制御する方法論。
(過去に他の方法もあるが)
光が照射された細胞でのみ目的遺伝子が転写され機能する。
具体的にはメラノプシンを使用し細胞内シグナルを動かし、最終的にNFATプロモーターを動かすことでその下流遺伝子の転写を制御する。
ただし内在性のシグナルを流用するので、使用できる細胞が限られてくることや、シグナルのコンタミが起こるかもしれない点は、要注意。

コンセプトは面白いのと、この新学術領域に最適な方法論かと思われます。
   
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