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PubMedID 21271704 Journal J Am Chem Soc, 2011 Feb 23;133(7);2124-7,
Title Light-activated kinases enable temporal dissection of signaling networks in living cells.
Author Gautier A, Deiters A, Chin JW
理化学研究所 脳科学総合研究センター  林康紀研究室    実吉岳郎     2012/11/14

光活性化MEK
非天然アミノ酸を使って光活性化キナーゼを作ったという論文です。彼らは、ケージドリジンを活性化型MEKに取り込ませて、UVでケージ解除することでMEKを活性化させERKの核移行を観察しています。ATP結合ポケットのリジン残基をケージ化しているので理屈ではどのキナーゼも光活性化型に変換可能という点で面白いです。
筆頭著者のGautier博士は来年6月京都で行われるneuro2013の「光による細胞機能制御」のシンポジストとして呼びましたので興味のある方は聞きに来てみてはいかがですか。
   
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