PubMedID | 21271704 | Journal | J Am Chem Soc, 2011 Feb 23;133(7);2124-7, |
---|---|---|---|
Title | Light-activated kinases enable temporal dissection of signaling networks in living cells. | ||
Author | Gautier A, Deiters A, Chin JW |
非天然アミノ酸を使って光活性化キナーゼを作ったという論文です。彼らは、ケージドリジンを活性化型MEKに取り込ませて、UVでケージ解除することでMEKを活性化させERKの核移行を観察しています。ATP結合ポケットのリジン残基をケージ化しているので理屈ではどのキナーゼも光活性化型に変換可能という点で面白いです。
筆頭著者のGautier博士は来年6月京都で行われるneuro2013の「光による細胞機能制御」のシンポジストとして呼びましたので興味のある方は聞きに来てみてはいかがですか。