平成23年度公募研究募集中
本研究領域では、細胞機能と分子活性の多次元蛍光生体イメージングに関わる技術開発を進める一方、この先端技術を速やかに病態解明や生理機能の探索に用い、ブレークスルーとなる発見を目指す。
以上の目的のため、研究項目A01では「技術開発」を、研究項目A02では「生命現象の解明」を主眼に研究を遂行するが、この領域がカバーすべきテーマは極めて多彩かつ広範囲にわたるため、下記の項目について2年間の研究を公募する。1年間の研究は応募の対象としない。なお、研究分担者を置くことはできない。
項目A01では、多光子励起イメージング、超高時空間分解蛍光観察、顕微鏡観察に資する蛍光バイオセンサーなどの新規技術開発を遂行する研究を公募する。
項目A02では、蛍光顕微鏡イメージングの強みを生かすことにより初めて可能となるインパクトのある研究を、主に、がん、免疫、血液、心血管系の研究分野について公募する。研究項目A01の研究者と交流することにより、多次元蛍光生体イメージングの研究を飛躍的に発展させる可能性のある若手研究者の参画を歓迎する。
公募研究の採択目安件数は、項目A01においては、単年度当たり（1年間）の応募額960万円を上限とする研究を5件程度、項目A02においては、単年度当たりの応募額500万円を上限とし、13件程度を予定している。なお、研究内容の詳細に関しては、本ホームページを参照すること。
（研究項目）
A01 蛍光バイオセンサーと生体イメージング技術の高度化
A02 多次元蛍光生体イメージングによる生命現象の解明
