多光子顕微鏡を用いたマウス生体イメージングマニュアルを公開いたしましたところ、さっそく吸引型の固定装置について質問をいただきましたので回答します。
この装置は正立顕微鏡で臓器を見るために固定する装置でオリンパスエンジニアリングの受注生産となっております。他社製品には設置できないとのことですが、保証しないという意味か、機械的に無理という意味かは不明です。価格は多光子顕微鏡の約1%です。
1 | ---- ---- 松田道行 | リンク先のエラー | 2014/02/02 |
「多光子顕微鏡を用いたマウス生体イメージングマニュアル」のリンク先にエラーがでる場合があるようです。その場合は、領域のホームページから入ってください。
http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/imaging/ |
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2 | ---- ---- 清川悦子 | 保温 | 2014/02/03 |
どの臓器もこのグッズさえあれば見えてしまうと感じるくらい素晴らしいものですね。ヒートプレートを使用している臓器が多いのですが、保温箱より優れているでしょうか?イメージングの時間・臓器にも依存すると思いますが、お勧めの機器・方法などがあればご教授ください。 | |||
3 | ---- ---- 平塚 徹 | ヒーター | 2014/02/03 |
私たちの研究室では保温箱との比較をしたことはないのですが、想像も含めてヒーターに関してコメントさせていただきます。
私たちのプレートヒーター使用経験では、体温低下が心配される臓器(開腹手術を必要とする臓器)であっても、24時間程度のイメージングは問題なく行っております。また、イメージングの途中で試薬の塗付、注射を行う場合には保温箱よりも操作がしやすいのではないかと想像します。 とはいえ、ヌードマウスや、広範囲の皮膚の除毛を伴う場合には、プレートヒーターでは十分でない可能性もあります。当研究室では、マウスの体にフィットする可変型のヒーターも使用しており、良好な結果を得ております。 麻酔による低体温死を防ぎ、長時間イメージングをするという観点から考えると、皮膚のような手術を必要としない臓器で、体温をモニタリングしながらイメージングするのが一番ではないでしょうか? |
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4 | ---- ---- 清川悦子 | 可変ヒーターと体温モニター | 2014/02/03 |
平塚さん ありがとうございます。
「マウスの体にフィットする可変型のヒーター」、大変興味があります。メーカーや型番など可能であればお教えください。 また体温のモニターはイメージングするときモニターが邪魔になってしまうのでは?と思うのですが、お勧め機器はありますか?これも可能でしたらお願いします! |
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5 | ---- ---- 平塚 徹 | Re:可変ヒーターと体温モニター | 2014/02/04 |
清川先生
可変ヒーターですが、東海ヒットに特注で作ってもらいました。折れ曲がる金属素材で、マウスに腹巻のように巻いて使いました。 また、体温モニタは以前までパルスオキシメーターとセットになっているものを使っていました(現在メーカー等がすぐに確認できない状況です。申し訳ありません)。ただ、仰るとおりモニターやらコードやらが多いのが問題でした。そこで最近では、非接触型の体温計 http://www.amazon.co.jp/dp/B008FK0LPQ を試用中です。計測は若干ラフになるかもしれませんが、マウスに触れず、暗室でも簡単に測れるという利点は大きいかと思います。 |
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6 | ---- ---- 清川悦子 | 2014/02/05 | |
平塚さん
色んな製品があるのですね。工夫が大事ですね。 http://www.primetech.co.jp/ パルスメーター、プライムテックで購入したんじゃ…?とうっすら記憶があるのですが、製品がわかりませんでした。。。 腹腔臓器を見たいので腹巻タイプは難しそうです。まずはプレートでやってみて、必要なら東海ヒットに問い合わせてみようと思います。ありがとうございました。 |
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7 | ---- ---- 松田道行 | 吸引型マウス固定装置の価格訂正 | 2014/02/14 |
価格の訂正をさせていただきます。多光子顕微鏡の値段の1%では買えないようです。 | |||